育毛剤のボトルには大きく2種類のタイプがあり、1つが広範囲に簡単に塗ることができる「スプレータイプ」。もう1つはピンポイントに狙ったところへと塗ることができる「ノズルタイプ」です。
使い方は基本的にはほとんど同じ。育毛剤を使いたい個所へとボトルをプッシュするのですが、それぞれで有効な使い方というのがありその特徴を見ておくことも必要です。
スプレータイプの特徴は広範囲へと効率的に育毛剤を塗ることができるという点。髪全体に簡単に塗ることができ、特に髪の毛に栄養を与えたり、保湿成分を直接塗り込むという点で大きな効果を発揮します。
一部分ではなく頭部全体で薄毛を感じている人にとっての大きな味方となるでしょう。
ただし頭皮のトラブルやフケといった問題には頭皮に直に塗布できるノズルタイプがおすすめです。髪の質感や美しさをより実感したい人におすすめなのがスプレータイプの育毛剤となります。
1度のスプレーで約5~10回のプッシュが必要。メーカーによっては多少の違いが出てしまうので、必ず事前にそのメーカーが発表している使い方を確認しておきましょう。
またスプレータイプはノズルタイプの物に比べて水っぽくなっていることもあります。垂れて目に入るという危険性もあるので、タオルやティッシュを当てながらプッシュするなど十分に気を付けて使用してください。
スプレータイプが広範囲にスプレーする物なら、ノズルタイプは狙ったところにピンポイントで塗布できる物となります。直に頭皮へと当てて塗布することができ、つむじや分け目といった部分的な薄毛に悩む人にはノズルタイプがおすすめです。
ボトルの先を直に頭皮へとつけるということもあり、あまり強く押し付けてしまってはまたトラブルの元にもなってしまいます。
利用の際には軽くつつくように塗っていきましょう。1回の塗る量は約2ml、塗布した場所をマッサージするように揉みほぐすとより効果的です。
マッサージする際はあまり強すぎないよう、軽めにマッサージすることをおすすめします。あまり強すぎるとせっかく塗った育毛剤を拭きとってしまいます。
また直に頭皮へと塗るタイプであるため、人によってはトラブルが発生する可能性もあります。かゆみや刺激を感じた場合はすぐに洗い流すようにしてください。
それぞれで使い方やメリットも異なるスプレータイプとノズルタイプ。髪や頭皮の状態を見て自分に合った物を選ぶのが最適ですが、いずれのタイプもそれぞれのメーカーが発表している育毛剤にとって最適なタイプが採用されています。
使い方の違いがあるためどっちがいいのか気にはなりますが、育毛剤自体の効果を見ていればおのずと最適な物が見えてくるはず。あくまでも参考程度に頭に入れておくといいかもしれません。